地下鉄車両の搬入について

横浜の地下鉄はいつから?

横浜市営地下鉄は昭和47年12月に伊勢佐木長者町〜上大岡間約5.3Kmが開通し
ました。

この車両は、1編成3両連結の車両でした。
当然ながら開業の数年前から車両の基本設計やデザインを検討し、車両メーカーに発注します。

通常新造車両は、製造に約1年、各種の試験や試験走行で約1年を用し、車両の安全性を確認した上でお客様の前に姿を現します。

今回の議題である地下鉄車両の搬入ってどこから入るの?

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横浜の伊勢佐木長者町〜上大岡間は、鎌倉街道の道路下に地下鉄が通っております。
そこには、車両を搬入するような開口部はありません。不思議ですね。

線路を計画するときに、予め道路幅の広いところを車両の搬入と決め、大きな穴を開けておき、その穴を畳み一畳程の大きさのコンクリート製の覆工板で覆っておきます。(写真―1)普段は、バス、車および人間等が行き来します。
やがて地下では、トンネルが完成し、レールが引がれ、駅が完成すると車両を搬入し走行試験を開始するのです。(写真―1)

 

車両は、一晩で2両しか輸送出来ない規則があり午前1時から5時までの間で作業します。


地下鉄車両の輸送ルート

横浜市営地下鉄の車両は、車両製造メーカから国鉄貨物輸送で国鉄表高島町駅まで鉄道輸送し、トレーラーで本牧埠頭に車両を集結させた。
そして、昭和46年3月16日の深夜輸送は開始された。

 その搬入場所は、予め決めておいた鎌倉街道の吉野町交差点に向け、トレーラーに車両を乗せて本牧埠頭を午後10時に出発した。

現場作業は?   

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現場では、片側の道路を封鎖し、道路を覆っていたコンクリート製の覆工板を取り外し車両搬入の準備をします。
 到着した搬入車両は(写真ー2)、覆工板を取り外した開口部の横に止め、2台の大型クレーンで吊り

開口部下のレール上に目がけてゆっくり降ろしながら車両(写真ー3)をレール上に設置します。 (写真ー2)

 


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 これが終了したら、コンクリート製の覆工板を元の状態に戻し、午前5時までには道路として使用出来る状態にして終了です。
 開業時は、7編成21両を製造しかことからこの作業は14日間かかりました。

全てが終わると、その開口部には、土を入れ、表面はアスファルト舗装を施して開口部を塞ぎ
全ての終了となります。 

         (写真ー3)  


その後はどうなるの?    

地下に搬入した車両は、地上部に出ることが出来ません。
 当時、漫才で「地下鉄車両はどうして入れるのか。

考えると夜眠れなくなっちゃう」と言う漫才が流行したほど不思議られ、話題になった話です。

 

当然ながら、車両にも自動車と同様に法廷検査があり4年後のは、地上部に車両基地を作りそこから車両の搬出・入を行いました。