TVの音声をお好みのスピーカーから出すときに便利な、ARC / eARC搭載の2ch専用アンプをまとめました。

まだまだ種類は少ないけれど、
今ホームシアター界隈でも要注目のジャンルなんだ!
ARC / eARC とは?
大雑把に言うと「TVの音をHDMI経由でアンプなどに出せる機能」になります。
詳細は以下の説明記事をご覧ください!


ARC / eARC搭載ステレオアンプのメリット
お気に入りのスピーカーが使える
Netflixなどのストリーミングサービスでは、高画質&高音質なソースが増えています。
こうしたソースをお気に入りのスピーカーと組み合わせて使えることが、最大のメリットです。
良質なスピーカーを使えば、
同価格帯のサウンドバーやホームシアターシステムとは比較にならないほどの音質で再生できます。
使い勝手はTV内臓スピーカーやサウンドバーと同レベル
ARCはHDMI機器制御(CEC)の一種なので、音量調節など基本的な操作はTV用のリモコンでできます。つまりアンプ用のリモコンを操作する必要がありません。



TV用とアンプ用のリモコンがあるって、体験してみると想像以上にストレスだよ…!!
またこの機能によりTVの音をスピーカーから出すときは自動的にTV内臓スピーカーは無音になるので、両方のスピーカーから音がなってしまう…といった問題も防げます。
以上はARC搭載のサウンドバーと同等の使い勝手になっています。
※ただしスピーカーも置く場所がないほどスペースの制約が厳しい場合は、サウンドバーを選ぶのがおススメです。
2ch専用設計であるためAVアンプより音質的に有利
最近のAVアンプにはARCやHDMIが搭載されているため、安いAVアンプで良いと思った方もいるのではないでしょうか。しかし通常、AVアンプには7.1chや9.1chなどサラウンドスピーカー用のアンプも内蔵されています。従ってステレオ再生しかしない場合、その多くは無駄になってしまうわけです。
1ch分のアンプにかけられるコストが小さいわけですから、品質(音質)的にも同価格のプリメインアンプと比較すると不利になります。
またAVアンプは筐体が大きいものが多いため設定場所の問題も生じがちです。
2ch専用のアンプには小型で省スペースなものも多いため、設置しやすさでもおススメできます。
製品一覧
以下の条件を満たす製品に絞って掲載しています。
- 2ch専用アンプである
- ARC機能を持つHDMI(出力)端子を持つ
型番 | メーカー | アンプ種類 | (定格)出力 | 価格(円、税込) |
STEREO 70s | Marantz | アナログ A/B級 | 75W(8Ω) | 90,000円 |
NR1200 | Marantz | アナログ A/B級 | 75W(8Ω) | 60,000円 |
Model M1 | Marantz | D級(Axign製IC) | 100 W+100 W (8 Ω, THD 0.05%) | 130,000円 |
DENON HOME AMP | DENON | D級(Axign製IC) | 100 W+100 W (8 Ω, THD 0.05%) | 97,000円 |
Sonos Amp | Sonos | D級(詳細不明) | 125W+125W (8Ω) | 80,727円 |
WiiM Amp Pro | WiiM | D級(詳細不明) | 120W+120W (4Ω) | 66,000円 |
WiiM Amp | WiiM | D級(詳細不明) | 120W+120W (4Ω) | 51,975円 |
AI-303 | TEAC | D級(Hypex nCore) | 50W+50W (4Ω) | 7~8万円前後 |
SX-S30 | Pioneer | D級(詳細不明) | 85W | 生産完了 |
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