Androidアプリ(TEDICT)をPCで動かす – Linux編

Software_tools

TED動画でディクテーションができるAndroidアプリ「TEDICT」を、Linux PC(Ubuntu20.04)で動かす方法をまとめました。これ以外のAndroidアプリも、同じ方法で動作しますので是非参考にしてください。

Macの場合と同様、こちらも「Genymotion」を使うのが一番よさそうです。

各種OSでの動作検証/解説記事はこちら↓

環境

今回はUbuntu 20.04 上で検証しました。PCのスペックは以下(2012年ごろの古いPCです)。

Genymotionを使う

当方の環境では、まともに使えたのはこの方法だけでした。速度的にも問題ありません。

インストール

Genymotion公式サイトに行って、Linux版をダウンロード

インストールしたい適当なフォルダ(画像では~/tools_androidを想定しています)で、ダウンロードした genymotion-3.2.1-linux_x64.bin を実行。

適宜パーミッションの変更等は行ってください~

実行したフォルダに、genymotionフォルダができます。

インストールしていなければVirtualBoxをインストールします。

インストールした(先ほど作業したディレクトリ)で、以下のようにgenymotionを実行

GUIが出てきます。アカウントを作成し、ログインします。

個人利用の場合には、無料で使うために必ず「Personal Use」を選びましょう。

仮想マシンの設定

右上のプラスボタンからデバイスを設定します。

エミュレートするデバイスを選択します。デバイスはどれでもよいですが、処理負荷の観点から、

  • Google Nexus7
  • Android 5.1

で動作させてみました。CPUコア数やメモリ容量などは、ホスト側(Linux OSが動作しているPC)のスペックに合わせて変更します。

今回は画像のようにコア数1、メモリ1GBと最低限のスペックにしていますが、TEDICTは動作します。

設定が終わると、先程作成したVirtual deviceが表示されるので(図は2つあります)、クリックして起動します。起動中は、右の「Status」がBootingという表示になります。

仮想マシン上での操作

起動するとこんな感じで、ホーム画面が表示されます。

画面右端のこのマーク(Install Open GApps)をクリックし、Google Playストアをインストールします。

インストールが終わると、下記の表示があるので「RESTART NOW」を押して再起動します。

メニューを示す「︙︙」マークのアイコンをクリックすると、Google Play ストアがインストールされたことがわかります。

あとは、スマホにTEDICTをインストールする要領で、GooglePlayストアへのログインとインストールを進めていきます。

ちなみに右上のマークをクリックすると、横表示になります。(TEDICTを使うには横表示のほうが都合が良いと思います)

その他の方法

どれもまともに使えるレベルではありませんでした。

(動作不安定)Anbox

一応、GooglePlayストアをインストールすることもできて

TEDICTをインストールすると、動作するんですが・・・

音と動画が出ません。また動作が非常に不安定です。

(起動せず)WayDroid

そもそもインストールがうまく行きませんでした。
Google Play ストアのインストールまでたどり着けない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました